そば粉のガレットを食べる時は、シードル？

2021.3.17

そば粉のガレットはフランスブルターニュ地方の郷土料理でしたね。

ブルターニュ地方は、一年中気温が低めで、雨も多く、お酒の飲み物といえばシードルだったそうですよ

（ブドウ栽培には不向きだったのです

）

ブルターニュ地方はフランスの農業生産約15%を占めるそうです

そば粉料理とりんご加工品が長い間主な食事で、フランス他地方とは異なる食文化が定着していたそう

フランスでは、その地方で作られたお酒と合わせてその土地の料理を頂くのがツウなので、ガレットとシードルは切っても切り離せない存在なのです

シードルとはりんごから作られたお酒で、アルコール度数5%前後と、ワインより低めで、軽やかな味わいでお酒が得意でない人でも気軽に飲めて、食前酒やビール感覚で気軽に楽しまれています。

日本で「サイダーください！」というと三ツ矢サイダー思い浮かべますよね？

りんごのお酒＝フランスでは”シードル”、イギリスでは”サイダー”、アメリカでは”ハードサイダー”と呼ばれるそうです

お子様に間違ってご注文しないようにお気をつけください

近年は日本でも生産者さんが増えていて、クラフトビールのように国内の造り手さんが個性豊かなシードルを造っていらっしゃいます。